Shopifyの商品CSVを取り込もうとすると「インポートできない」「一部の商品だけ登録されない」「商品名が文字化けする」「画像が反映されない」で止まる——。出品代行・EC制作・モール移行の現場で頻発するこのトラブルを、原因別の直し方と納品前に潰す順番でまとめました。最後に提出前チェックリスト付きです。
Shopifyの商品インポートは独自仕様が多く、楽天・Amazonの感覚で作ると弾かれます。原因はほぼ次の5つに集約されます。
| 原因 | 症状の例 |
|---|---|
| ① 文字コード(UTF-8でない) | 商品名・説明が文字化け/全行が読めない |
| ② Handle(ハンドル)の設計ミス | バリエーションが別商品に分裂する/上書きされる |
| ③ 必須列・列名の不一致 | 「Title」等が無く全体エラー/一部行だけ登録されない |
| ④ 画像URLの不備 | 画像が反映されない(Image Src がローカルパス/非公開URL) |
| ⑤ 在庫・価格の形式エラー | 数値であるべき列に文字・空白・全角が混入 |
Shopifyの商品CSVはUTF-8が前提です。Excelで保存したShift-JIS(CP932)をそのまま入れると、日本語の商品名・説明文が全体的に文字化けします。逆に、Excelの「CSV UTF-8形式」は先頭にBOMが付くことがあり、これが原因で先頭列(Handle)が認識されずインポートが止まる場合があります。
Shopify特有の最大のつまずきがHandleです。Handleは商品を一意に識別するキーで、同じHandleでCSVの複数行をまとめると1商品のバリエーション(サイズ・カラー等)になります。ここを理解せずに作ると、バリエーションが別々の商品に分裂したり、後の行が前の行を上書きしたりします。
Option1 Name(例:サイズ)とOption1 Value(例:M)の組み合わせが、行ごとに重複していないか確認する。Shopifyのインポートは列名(ヘッダー)を厳密に見ます。HandleやTitleが無い、列名が1文字違う、列順を入れ替えて壊した、といった場合に全体エラーや「一部の行だけ登録されない」が起きます。
「商品は登録できたが画像が出ない」の大半はImage Srcの指定ミスです。Shopifyはインターネットからアクセスできる公開URLを取りに行くため、C:\images\a.jpgのようなローカルパスや、ログインが要る非公開URL、有効期限付きの一時URLは反映されません。
Image Srcはhttps://で始まる公開URLにする(誰でもブラウザで直接開ける状態か確認)。Image SrcとImage Position(2,3…)を入れる。Variant Price・Variant Inventory Qtyなどの数値列に、全角数字・通貨記号(¥)・カンマ区切り・空白・文字が混入すると、その行が弾かれる、または0として登録されます。
1200)。Variant Inventory TrackerとVariant Inventory Policyの整合も確認する。このチェックを納品前にCSVへ自動で一括適用したい方へ。出品代行・EC制作・モール移行の現場向けに、納品前CSV検収ツールを準備しています。ファイルはブラウザ内で検査し(サーバーに送信しません)、失敗しそうな行を理由つきでレポートします。